山姥切国広と本作長義が並ぶと聞いて

徳川美術館 | 時をかける名刀

徳川美術館の「時をかける名刀」という企画展の前期で並ぶという。 あとしばらく細々続けている刀剣乱舞のコラボもしているということで。 同じく企画で出ていた足利の博物館より新幹線が通っている名古屋の博物館のほうが行きやすいな、徳川美術館の刀も見たことないなと思ってはいた。 それで名古屋に行くかも、とSNSに呟いたら後述の友人が声をかけてくれたので具体的に日付を決め行く場所を決め、夏の暑さにビビりながらもどうにか休みなどを作って行ってきた。

ぴよりんカフェ

名古屋は例えば伊勢志摩とかの通過点や途中の宿として訪れたことがあるくらいで、観光はほとんどしたことがなく……。 新名物であるぴよりんというお菓子に(下記の検証動画で知って)興味があったので駅コンコースのぴよりんが食べられるカフェ・ジャンシアーヌへ。 ※2025.08閉店。ただし拡大版のカフェができるとの報あり。

https://youtu.be/WNLpH0OnLpw?si=d66g-4QoCLRf4MH-

なんと混みに混んでおり、この時点で一時間以上待つことになる。 ディズニーランドもかくや。とりあえず待ちの間におみやげショップを覗いたりポスターを撮ったりして過ごす。 自分はいわゆる「ぬい」的なグッズを持っていないけど周囲には様々なぬいを持っている人がおり、皆似たようなことを考えていたんだろう。いろんな人のいろんな推しがいて、今回の展示対象ではないキャラのぬいも結構連れてこられていた。

ぴよりんカフェの外壁ポスター

ぴよりんカフェの外壁ポスター

ぴよりんカフェの外壁ポスター

ぴよりんカフェの外壁ポスター

売店でちょっといいなと思うグッズを買うなどしつつ、どうにか呼ばれて朝食。コーヒーとぴよりん(写真はモーニングセット、同行の家族のもの) コーヒーは濃いめ、ぴよりんはなんかプリンとババロアの間くらい? の思っていたより優しい味だったと思う。

ぴよりんモーニングセット 反射の関係で変なトリミング

ぴよりんモーニングセット 反射の関係で変なトリミング

コーヒーとぴよりんシュガー
普段砂糖入れないけどせっかくだから

コーヒーとぴよりんシュガー 普段砂糖入れないけどせっかくだから

ぴよりんの震え

ぴよりんの震え

ぴよりんカフェ ショーケース
単位「ぴよ」なんですね

ぴよりんカフェ ショーケース 単位「ぴよ」なんですね

車掌さんぴよりんという帽子(チョコ)付きのものも気になったけどテイクアウトオンリーなので断念。

徳川美術館

徳川園入口 写真がこれしかない

徳川園入口 写真がこれしかない

1日目のメイン。 当たり前に混んでいたが、待ち列は屋内だったので快適だった。 常設展→企画展の順番だったんだけど常設展もかなりよかった。

常設展で印象にあるのは能舞台の再現と三具足だったな。能舞台の小道具は多分時期によって演目が違っていて、見たときは(企画展に併せてなのか)小鍛冶だった。三条宗近が稲荷大明神の導きを経て小狐丸という刀を鍛える、そのときの稲荷大明神を表す狐の被り物があったのは覚えている。 三具足はいわゆる香華灯明(香炉、花器、燭台)でいわゆる仏壇セット、武家の仏教文化だ……と改めて思った。香立てと花器はあるからあとは燭台があればできるんだけど揃えたところで、ではある。

企画展。足利で見るか名古屋で見るかでまだ名古屋のほうが心理的に行きやすい(東京からだとそれこそスペーシアとかで行けなくはないが)、かつ徳川美術館には行ったことがなくそこに所蔵されている刀剣も見たことがないということで名古屋にしたというのは最初に書いた通り。 刀剣もそうだけど拵えや刀装具が多数あったのがよかった。 写真禁止ではあったが胡桃を埋め込んだ変わり鞘が結構好みだった。あと印象に残っているのはなんだっけ……カエルとタコが相撲取ってる小柄とか。どうしてそのモチーフを?

目玉の本作長義と山姥切国広は前評判通り「かなり似ていない写し」だった。 姿からして違う。本作長義は磨上げされているので(本来あったであろう反りが切られたことによってなくなって)反りが少なく、(元の大きさならバランスが取れていたと思うが短くなっているので相対的に)切っ先がでかい。同じ経緯を辿ったものとして、福岡や京都で見たへし切長谷部に似ている。全体的に大振りなので豪壮、刃文も華やかで刃先近くにコアラの顔っぽいものがある。 山姥切国広は最初からこの長さで作られているので反りや切っ先のバランスがもっと取れているという感じ。全体的に整っているし刃文ももっと静かというかのびのびしている感じか? 完コピを目指すのではなく本作長義がもし最初からこの長さだったらを再解釈して自分の技術を入れ込んで作ったという話が直接見てみてようやくわかった感じ。